革製品を使うのをやめたとしても、皮は畜産から出続けます。例えば牛の皮。その量はなんと、日本だけでも1年間に約100万頭分(2021年)。もし活用しないとなると、ハンドバッグにして769万個分、革靴にして2,500万足分の皮を無駄に廃棄・焼却することになり、相当な二酸化炭素が排出されます。
また、これまで革でつくっていた商品を別の素材でつくることになれば、さらなる二酸化炭素の排出につながる可能性すらあります。皮を、革製品として活用することは、脱炭素につながる、エコでサステナブルなサイクルなんです。